近年注目を集めるIoTとはモノがインターネットにつながる技術です。例えば車や冷蔵庫といった家電などにシステムを組み込むことになりますが、そのエンジニアはまだ少ないと言えます。

具体的には組み込み系とWeb系の技術者の活躍が期待されています。モノ本体にシステムを組み込む技術者と、サーバサイドのアプリ開発といったように、それぞれが専門的に特化されているのが特徴です。さらにその分野ごとに高いスキルを必要とします。
現状としてこのIoTの分野で活躍しているエンジニアは、JavaやPythonにおける高い言語レベルの開発ができる人材です。Javaはネットワークにおける強力なセキュリティ機能を持っていることが理由となります。そしてPythonの場合には、データ分析を行ったり、あるいは現在注目を集める人工知能にも活用される言語です。
海外と比べると、日本における開発環境はまだ遅れていることにより、開発人員はまだまだ少なく、エンジニアの募集は多くあります。そして必要とするスキルを持つ人材であれば、すぐにでも活躍できる場を提供されるでしょう。

そして現状としては、フリーで活躍する人材が携わるケースが多く見られます。これは一般の開発会社に属するうちは、なかなかIoTに関する技術を身につけることができないからです。独立してフリーとなれば、必要とされる技術を習得することができるわけです。今後は人材育成にも力を入れていくと予想されます。